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向き合う人と向き合わない人

人間観察が大好きな私です。

ふと思うのは、
人には、分かろうとしない人と
いろいろ分かりたい人と、大きく2種類いるのではないかと。

あ、宗教のおばちゃんが二人、呼び鈴を鳴らしました。
ポストに何か入れられて帰ります。

最近は完全居留守です。

人としてどうかと思いますが、田舎もそういうふうになってきました。

いきなり他人のドアをピンポーンとくるのは、
物売りか、宗教です。

こないだも、男の営業マンらしき人…。

ずうずうしく、家敷地奥まで入ってきて、私の車をじろじろ見て何かメモっていきました。

そういう行為をおおっぴらにやってくれますから、
ほんとに怖かったり、がっかりさせられたり…迷惑です。


あ、話が少し反れました。


でも、繋がっているかな。

内面と向き合わざるを得ない人は、何か自分が変わらなければいけない
大きな理由にぶつかったからでしょう。

このままではいけない。

そして模索する。苦しむ。もがく。

そうしたときに、いろんな情報とともに自分探しが始まります。

それはとてもいいことだと思います。

自分がしたことを反省し、これからどういうふうに変わるべきなのか、
とことん考える。


でも、大半の人がそこで判断を誤ります。

弱い人は、やっぱり弱いから、都合のいいように解釈する。

もしくは、考えすぎて精神を病んでしまう。


ま、私もそのクチですが^^;


そこで、宗教に入れ込む人もいれば、
セールスの鬼になってしまう人もいる。

確かに言ってることは正しくてパワーはあるのだけど、
どこか利己主義なのです。

真に自分と向き合ってるとは思えない。


宗教って、ほんとは、普通にみんな持っていなきゃいけないものなんだろうし、
根底では誰でも宗教心を持っているはず。

幼いころから自然に根付いて、善悪の判断基準になるべきもの。

それを弱い自分を守るための手段として利用するから
そういうことになるのではないかと思う。

だから、他人の迷惑も顧みず、布教活動をするのだろうと。
「他がためが自分のため」この言葉一つ、
解釈を間違えるとただの偽善者だ。



その点、マイペースで自分と向き合わない人、スルーできる人は
ほんとに賢いのだろう。

でも、そういう人は人の痛みに鈍い。

自分と向き合って葛藤する人の気持ちは理解できないはずだ。

だから
「まぁそんなに考え込むなよ」と安易なことが言える。

私はこの手の人が大好きだけど大嫌い。

これは典型的な元夫。

「自分探しとか、めんどくさいことがきらい」なラテン系。
O型もしくはO型に近いB型によく見られる。

どうも私はこの手の人に、強く惹かれ、そして、心底嫌気がさす、
こんな恋愛が多かったように思う。

友達のKちゃんは、典型的な上記B型だったんだけど、
子どもの障害が出てから、
それはそれは、過去にまでさかのぼって、探求をしたり、
生きる意味を勉強したりせざるを得なくなった。

なので、私たちは、そういう勉強をした共通言語があるから、
今では大親友なのだと思う。

似たりよったり、とも言うが。

向き合わない人は、結局自分さえよければそれでいいので、
当然ひとり(独身)の人が多い。

めんどくさいのが嫌いだから、自分さえ深く探求しようとしないのに、
他人の気持ちまで理解しようなんて気はさらさらない。

それに関してその人には全く悪気がないのだ。

でも、これからは、そういう人が増えていくような気がする。

少しの自由になるお金と娯楽があれば、それ以上望むのは
贅沢というものではないか、と。

そうやって、希薄な人間関係で
誰ともぶつからず、いい顔をして、いい人みたいな感じで、
何事もなく死んでいければそれでいいのだ。

それがいいのかどうなのか…ね。

世の中がそんな人ばっかりになったら…。

ますます日本は崩壊する。それとも。もっと元気になるのかな?

だから、結論、いろんな人がいていいんでしょう。

考える人はとことん考え、
考えたくなければ考えなければ。

自然の流れと本人の気質、ですもんね。

by tanosiinoga | 2010-10-23 11:13 | 人生